ルール

ラグビーとの違いで面白さが分かるルールオブアメフト フィールド篇

つい先日まで日本がラグビーに沸いていましたね!

私自身アメフトという競技をやるまでは見た目の違いは分かっても細かいルールの違いがよくわかっていませんでした。皆さんもそうだと思います。

そんなラグビーと間違われることの多いアメリカンフットボールですが私自身は間違いなく世界で最も面白いスポーツであると言っても過言ではないと思っています。

そんなアメフトを今知る機会があなたの手の中にあります!

ぜひこの機会にあなた自身が知らない世界に飛び込んでみませんか?

 

ラグビーとアメフトの違いって何と聞いたときにパッと答えられる方はそんなに多くないはずです。

私自身大学に入り、アメリカンフットボールに関わらなければどういうルールでやっているのか?ラグビーとアメフトの違いすら分からなかったと思います。

しかし、同じアメリカ発祥の野球が日本でこれだけメジャースポーツとして定着しているにもかかわらずアメフトが定着しないのはなぜなのか?と考えたとき、みんな名前は知っているけどルールが複雑で分からないとよく耳にします。

そこでアメフトのルールを1から知ってもらうことでラグビーとの違いを知って頂きアメフトの魅力や競技場に足を運んで生で観戦していただける方を増やしていきたいと思っています!

 

先ずはフィールドに関することから!

アメフトのフィールドの大きさですが縦幅は両エンドゾーン(アメフトの場合はTouch Down”タッチダウン”する場所、ラグビーの場合ではTRY”トライ”する場所)をあわせて120ヤード、横幅は53.33ヤードあります!

そもそもヤードってなんやねん!と思われる方がいると思いますが、メートルに直すと
1ヤード=0.9144メートルになります。(細か!!笑)

なのでアメフトのフィールドは全体で約110メートルになりますね!フィールドの大きさは大学でも社会人でもアメリカでもこの大きさが基準です!

例えるならサッカーのフィールドの10%減くらい広さです!

 

フィールドにラインがいっぱい。。。。。。苦笑

アメフト、ラグビーともにラインがフィールドにたくさん書いてあります!そのライン1つ1つにちゃんと意味があります。(意味のないラインなんて書かんやろ!笑)

ラグビーのラインには10メートルライン、22メートルライン、5メートルライン、ハーフウェイライン、タッチライン、ゴールライン、サイドラインがあります。

アメフトのラインにはサイドライン、ゴールライン、エンドライン、ヤードライン、ハッシュマーク、9ヤードマークとフィールドがラインだらけ……..怖

ラインの意味って?

いろんなラインの意味についてですが

サイドライン:両サイドラインはフィールドの横にエンドゾーン~エンドゾーンをつなぐようにしてひかれているラインでインバウンド(プレイがサイドラインより中で終わること)とアウトオブバウンド(プレイがサイドラインから出て終わること)の判断をするための境界線。

アメフトの試合時間が止まることがありますがプレイがアウトオブバウンドになると条件により一旦時計が止まることがあります!その辺の細かいことはまた次回書かせていただきますね!

ゴールライン:タッチダウンであるかを判断するためのラインでエンドゾーンのフィールド側に位置するラインです!

このラインを越えるか越えないかが運命の分かれ道といっても過言ではない重要なラインです!

エンドライン:エンドゾーンの奥側に位置するラインでパスプレイの時に重要になるラインです!このラインの内側につま先を残せているか残せないかで得点が…..ここはレシーバー(パスプレイ時にパスをキャッチする側)の腕の見せ所ですね!

めっちゃカッコいい!笑

ヤードライン:10ヤード毎にここが何ヤードですと知らせるしっかりと書かれているラインのことです。

アメフトにおいて10ヤードというのは非常に重要になってくる数字です!その重要性については次回のルールの時に書かせていただきますね!

ハッシュマーク:1ヤード間隔でひかれているラインでサイドラインから内側に60フィート(18.29メートル)の位置にありボールを置く位置を示します。

例えば右のサイドラインを出てプレイが終了すると前進した位置の右側のハッシュマークにボールを置き、次のプレイを行うことになります!”は?何言ってんの”って感じだと思うので一回試合を見てみてください!笑

9ヤードマーク:これに関しては特に意味はなく、プレイヤーがこのマークを基準にセット(決められたフォーメーションの位置につくこと)することが多いです!

フィールドの材質は?

本場アメリカで行われる試合会場では天然芝と人工芝の球技場が大体半々の割合であります!

アメリカでは選手の身体を守るため基本的には天然芝が推奨されいますが、巨体が激しくぶつかり合うため芝の傷み方がサッカーの非になりません。

例えるなら、芝の上を試合中ブルドーザーが激しく動き回ってるような感じです!笑

そのため、芝が育ちにくい北(カナダ)側の地域では天然芝ではなく、人工芝のことが多いです!

日本ではどうなのか?といいますとアメフトで使われる球技場の約9割が人工芝です。

理由は言うまでもないと思いますが、コスト面が非常に大きいです。

天然芝は常に人の手を入れて世話をしなければいけません。

日本でメジャースポーツではなくプロスポーツ化もされていないアメフトではとても天然芝の球技場で試合ができないのです。。。。悲

アメフトのフィールド

・長方形で縦120ヤード、横53.33ヤード
・外枠のラインやボールを置くラインなど色んなラインがある
・材質は主にアメリカは天然芝、日本は人工芝

このままでいいの?

ラグビーのワールドカップが佳境を迎えて盛り上がりを見せていますがラグビーでこれだけ盛り上がれるのにアメフトで盛り上がれない訳がないと思います!

そこでラグビーだけではなくアメフトの魅力も少しでも伝えていきたいと思っていますので今後も期待しておいてください!笑

また次回ルールの深いところも書いていきますね!