最近東洋医学という面で注目を集めている鍼灸治療ですが何に効果があっていつから実感できるのか実際分からないことだらけですよね…..私自身も最初に鍼灸治療を受けるときの感想は「めっちゃ痛そう….」「本当に効くのかな?」という疑問・不安だらけでした。
でも、やってみると実際に効果を実感でき、色んな症状に効くことが分かりました。こんなにいい治療法が2000年以上前から実際にやられていたということがまさに証明ではないではないしょうか。
そんな鍼灸治療がいつから効くのか一緒に見ていきましょう!!
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効果の実感には
当然のことながらどの治療法(病院で処方される薬)でも効果を感じるのには個人差があります。それは症状の程度や期間によって変わってきます。一言で症状といっても色んな事柄が複合的に重なり合って出てきているからなんです!
例えば、筋筋膜性腰痛症(簡単に言うと筋肉が硬くなって起こる腰痛)では普段の姿勢・ハードワーク、二次発症として椎間板ヘルニアや腰椎分離すべり症などが考えられます。
発症している部位が筋であるので筋肉自体を緩めるようにする鍼灸治療(鍼通電療法やトリガーポイント療法、置鍼術など)で筋に直接刺激を入れれば効果としては割とすぐ実感していただけます。
但し、急性炎症期(ぎっくり腰、肉離れ、捻挫など)のものに関しては上記のような直接的に筋肉にアプローチする鍼灸治療は向いていません。遠位部での治療方法を知らない下手な鍼灸師にかかると余計に悪化してしまうことがあるので注意してください。
(こんなこと言ってると業界から睨まれそうですが…..)
治るとはいったい….
ここでちょっとした質問をしてみたいと思います!
皆さんにとって「治る」とは何ですか?
普通だと症状がなくなること=治る(健康)だと思います!
しかし、我々東洋医学師(鍼灸師)にとっての治るは症状がなくなること=治る(健康)ではありません!!
WHOの健康の定義(「身体的・精神的・社会的に完全に良好な状態であり、単に病気あるいは虚弱でないこと」)に近いものがあります!
私たちにとっては健康=症状は出ないものなのです!
は?当たり前じゃんと思うかもしれませんが今の医学では症状が出ない=健康となってしまっています。それは、健康というものの数値が出せないからです。
もちろん医者さんの中でもそう思ってない方はいます!しかし、症状に対して処方をする医者が多いことも事実です!
薬が悪だと言っているわけではありません。
必要に応じて最低限の処方をしてほしいというのが私の思いです!
まとめ
鍼灸治療にはすぐに実感できる症状もあればなかなか実感できない症状(入眠困難や自律神経系の不調など)があります。3回施術を受けて効果を実感できなければ治療法が向いていないか施術者が下手ということです!なので少なくとも3回は受けていただきたいです!
また、今一度治療に行く際の目的・目標も持って受けていただくとより良い治療が受けられますので考えてみてください!
また、次回続きを書かせて頂きますね!