ポジション

11人の個性を活かす戦術に変えていく オフェンス篇

どのスポーツにおいても言えますが、アメリカンフットボールにも個々に役割が決まっているポジションが決まっています。
私もそうでしたが誰がどこのポジションなのかまったくわかりませんでした。。。

でも、そんな分かりにくいポジションもこれをみれば解決します!笑
一緒にアメリカンフットボールのポジションを見ていきましょう!

 

先ずはアメリカンフットボールの醍醐味であるヒットを一番して陰の立役者の存在から見ていきましょう!

 

縁の下の力持ち・欠かせない存在

オフェンシブチームの大黒柱であり、オフェンスラインが強いチームはどのチームにも負けないチームを作れるチームの柱!

C(センター):QB(クオーターバック)からの合図で地面に置いてあるボールを後ろにトスして相手にヒットしに行く特攻隊長!
サッカーでいえばセンターサークルからプレイごとに後ろの味方にパスをして始める役目・野球でいえばピッチャーのようなポジション!
ほぼ全てのプレイがこのセンターから始まる!

G(ガード):センターの左右両脇にそびえ立つラインの中で一番の苦労人!
センターとも、タックルともコンビを組むため、コンビネーションを合わせられる人が最適!
サッカーでいえば何でもこなせ、視野が広いミッドフィルダー・野球でいえばキャッチャーのようなポジション!

T(タックル):ラインの左右両端にいる相手を抑えてホールをこじ開けクオーターバック・ランニングバックを守るチームの中で一番の力持ち!
サッカーでいえばサイドバック・野球でいえばチーム1の強打者のファーストのようなポジション!

このオフェンスラインの選手は基本的にボールに絡むプレイをしてはいけないために番号で分かりやすく50番~79番の背番号を付けなければならないです!他のポジションの選手は何番を付けても問題ありません!

 

ボールを前に進めるバックス陣

QB(クオーターバック):センターからスナップされたボールを受け取り、その時の指令で出ているプレイを忠実に遂行する精神的支柱!
サッカーでいえばゴールキーパーとファンタジスタを合わせたような・野球でいえばピッチャーとキャッチャーを合わせたようなポジション!

オフェンスチームをまとめ上げ、それぞれの選手の動きを全て把握し、その時の状況において最善の策を講じられるようにするオフェンスの核!

基本的にパスプレイ時にはこのQBから敵陣エンドゾーンに向かって走っている味方のレシーバに向かって投じられる。
パスが通るか通らないかでそのあとの試合の流れが全く違ってきます。そのため、肩の強いQBもいいですがしっかりと味方に投げ込めるメンタルの持ち主でなければこのポジションは務められません!

アメリカのプロリーグであるNFLではQBの出来が試合の良し悪しを決まるため、一番の高給取りです!

日本で5億円プレイヤーが出ると大騒ぎになりますが、その8倍の額をもらっている選手がいます!笑(まさにアメリカンドリーム)

RB(ランニングバック):QBから手渡しもしくはトスされたボールを持ち、決められたルートを突破する暴れ馬!

ボールを持った瞬間に11人の敵が一斉に襲い掛かってくるのをオフェンスラインやレシーバーのブロックをうまく使って敵陣へと駆け抜けるスピードスター!
サッカーでいえばセンターフォワード・野球でいえば機敏なセカンドのようなポジション!

FB(フルバック):基本的にボールを持つことが少なく、RBのルートの前を走り敵を一掃するランプレイの陰の立役者!

リードブロッカーと呼ばれ、ボールを持たず他の競技では例えられないですが、非常に重要なポジション!

 

一発逆転の主役

WR(ワイドレシーバー):パスプレイの時にQBから投げられるボールを敵陣に向けて走りながらキャッチしてチームを救う救世主!
サッカーで言えばサイドウイング・野球でいえばライトやレフトのようなポジション!

オフェンスチームのQBに次ぐ花形ポジションであり、パスプレイの出来が試合の流れを大きく変えることになります!

試合の終盤や残り時間が少ない時にはパスプレイで一気に敵陣に進みたい時などは足の速い選手を並べて敵陣に向けて走らせて一気にボールを進めるときなどはWRの腕の見せ所ですね!笑

TE(タイトエンド)ラインの選手のようにQBやRBを守る仕事もWRのようにパスプレイ時に敵陣に向けて走ってパスをキャッチする両方をやるユーティリティープレーヤー!
サッカーや野球にはなく、ラグビーのNO.8に近いポジションで魅力たっぷりです!笑

このTEというポジションは身体が大きく、パスキャッチができる選手をこのポジションに据えることが多くあり、TEがしっかりしているとランプレイもパスプレイも安定した推進力が持てます!

安定したオフェンスが持てると時間が非常に重要な競技であるアメフトにおいては非常に重要なことになってきます!

 

個人の力をチームの力に

以上に挙げたポジションが基本的なポジションです。他にも個々のチームでしかないようなポジションも存在します。

アメフト特有かもしれませんが選手の入れ替わりが自由なため、プレイごとに選手を入れ替えたり、この選手の組み合わせでしかしないプレイを作ったりと無限の作戦を作れるからです!そのため、基本的なポジションが分かっている・知っていることが重要なのかもしれないです!

 

よくオフェンス向きといわれるような選手は、指示に忠実に従ってまじめな人です!

 

また次回はディフェンスのことを書かせていただきますね!